【JRA】アドマイヤラヴィが中京マイルでデビュー 母は17年オークス3着馬アドマイヤミヤビ

母の初陣と同じ舞台でデビューするアドマイヤラヴィ

GⅠ制覇への道半ばで無念の引退となった母の分まで――。注目の良血アドマイヤラヴィ(牝2・友道=父ロードカナロア、母アドマイヤミヤビ)が、土曜(11日)中京芝1600メートル(牝)でデビューを迎える。

母アドマイヤミヤビは17年のクイーンCを制し、オークスでも3着と好走。将来を嘱望されたが、屈腱炎を発症して引退を余儀なくされた。その母がデビューした同じ中京マイルで、娘ラヴィも大舞台に向けての第一歩を踏み出す。

7月初旬からじっくりと乗り込まれ、最終追いは武豊を背に栗東芝5ハロン65・6―11・8秒を馬なりでマーク。非凡な動きで素質の高さをアピールしている。

「入厩当初は走るほうに気持ちと体がついてこれず、少ししんどいところを見せていたので、在厩でじっくり調整してきました。そのおかげで体と気持ちのバランスが整ってきて、1週前から動けるように。水準以上のものがあると思いますよ」と大江助手の感触も上々だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社