【新型コロナ】川崎で3人死亡、184人感染

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は9日、3人の死亡と、184人の感染が新たに確認されたと発表した。新規感染者は中等症3人、軽症138人、無症状41人で、100人の感染経路が不明。市発表の死亡者は累計223人、感染者は3万7945人となった。

 市によると、死亡した川崎区の60代男性は、8月2日に陽性と判明。同日入院し、9月8日に死亡した。基礎疾患はなく、ワクチン接種歴は不明。

 麻生区の90代男性は8月15日に陽性と判明し、16日から入院したが9月8日に死亡した。ワクチン接種歴は不明。

 多摩区の50代女性は、9月3日に陽性と判明。自宅療養していたが、8日に悪化し救急搬送され、同日、市内の病院で死亡が確認された。ワクチンは接種していなかったという。

 新たに確認された感染者の年代別は20代34人、40代31人、30代28人、50代25人、10代25人、10歳未満17人、60代9人、70.80代が各7人。居住地別では市内が川崎区46人、幸区25人、高津・宮前区が各19人、多摩区17人、中原区14人、麻生区12人。市外が横浜市19人、東京都4人、相模原市3人、藤沢市2人、逗子・横須賀・海老名市と埼玉県が各1人。

 感染経路が分かっている人のうち家庭内感染は52人、陽性者の接触者は32人だった。

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