中日が9日の広島戦(マツダ)に今季ワーストの12失点で大敗。DeNAと並び今季初めて最下位に転落した。
後半戦二軍スタートだった勝野が先発したが、今季最短3回5安打4失点KO。中継ぎ陣も岡田と三ツ間がいずれも4失点を喫するなど投壊した。
ここまで貧打が深刻だったが与田剛監督(55)は「この3試合は野手は攻撃、守備と非常に良くやってくれたが、バランスがね。そういうときに限って投手が良くなかった」とぼやいた。
この日のスタメンマスクは7月11日以来となる桂を起用。その意図は勝野―桂のバッテリーでの相性の良さだったのかを問われると指揮官は「いやいや。もちろん、攻撃だって桂にも期待している。まずはそういった守りの中からというのはあったが、攻撃だって期待していないわけではない」と説明した。
前日8日の広島戦で適時打と8号ソロを放つなど猛打賞2打点をマークした木下拓をスタメン落ちさせたことには「中村(バッテリー)コーチや(伊東)ヘッドとも相談して捕手の起用もやっている。やっぱり結果が出ないとそういう見方をされてしまうが、われわれは自信を持って使ったので。今日は結果を出させることができなかった」と話した。