メッシがハットトリックで代表通算79得点 ペレを超え南米新記録達成

W杯南米予選で“ペレ超え”を果たしたメッシ

アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34=パリ・サンジェルマン)は9日(日本時間10日)、3―0で勝利したカタールW杯南米予選ボリビア戦でハットトリックをマーク。代表通算79得点目とし、元ブラジル代表FWペレが持つ77得点を抜いて南米最多得点記録を達成した。

すでに7月の南米選手権で通算76ゴール目を決めていたメッシはホームのボリビア戦に先発すると、前半14分にペナルティーエリアの外から左足で先制弾を決め、後半19分には味方との華麗なパス交換から加点。43分にはこぼれ球を押し込み、ハットトリックで新記録に花を添えた。

常にライバルとして比較されるポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36=マンチェスター・ユナイテッド)はカタールW杯欧州予選アイルランド戦(1日)で代表通算111得点で世界新記録を達成。その差は大きいが、ベテランの域に入ってもゴールを量産する2人のストライカーの今後も注目だ。

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