12年ぶりの選挙戦!士別市長選は新人同士の一騎打ち!

9月5日に告示された士別市長選には、立憲民主党士別ブロックが推薦する松ヶ平哲幸(まつがひら・てつゆき)氏(61)、自民党士別支部と新党大地が推薦する渡辺英次(わたなべ・えいじ)氏(48)の無所属新人2名が立候補しました。投開票は9月12日に行われます。

現職の牧野勇司氏が引退の意向を示し、新人2名による12年振りの選挙戦となった今回は市の財政の立て直し、新型コロナウイルスの影響を受ける地域経済の活性化策などが争点と考えられます。

「足し算」から「かけ算」へ 多様性が尊重されるまちに

松ヶ平氏は北海道立北海道士別商業高等学校卒業。士別市職員、衆議院議員秘書を経て、2010年から士別市議を3期連続で務めました。士別市議会議長を歴任しました。

松ヶ平氏は以下の政策を掲げました。

<融和と協調のまちづくり>
○安心安全の地域、誰にでも居場所と出番のあるまち
○がんばる人・チャレンジする人が報われるまち
○まちの個性をしっかり磨き上げる
○環境等に配慮した持続可能なまち
○「足し算」から「かけ算」へ多様性が尊重されるまち
○安定的な行財政の確立

・コロナウイルス感染症等への万全の備え
・引き続き「子育て日本一」への挑戦
・産業農業の足腰を強く
・高齢者や障がいのある方の社会参画支援
・市立病院を中心とした安心できる医療体制の提供
・未来への挑戦

国や道との密接な連携により まちを守る

渡辺氏は北海道立北海道士別高等学校卒業。建設設備会社員を経て、2010年から士別市議を3期連続で務めました。

渡辺氏は以下の政策を掲げました。

<市政運営の基本姿勢>
○国や道との密接な連携によりまちを守ります
○市内経済を見極めた財政健全化の推進
○民間の視点を取り入れた ” 元気な ” 市役所づくり

・市内経済の活性化による財政基盤の強化
・魅力の発信強化と観光・合宿受け入れ拡大
・子どもやお年寄り、障がい者が暮らしやすいまちづくり
・学力向上への支援と魅力ある学校づくり
・地域性を活かした環境対策と企業誘致・移住政策
・社会インフラの維持と防災への備え、公共事業の確保
・安心できる医療・介護の体制強化
・農林畜産業の支援と特産品の開発促進

 

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