へずまりゅうの控訴にNHK党・立花孝志氏は理解「彼は繊細」「ユーチューブが仕事」

更生を誓ったへずまだが…

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の立花孝志党首(54)が10日、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうこと原田将大被告(30)の控訴に理解を示した。

窃盗罪や威力業務妨害などの罪に問われ、懲役1年6か月、保護観察尽きの懲役4年の一審判決が出たへずまは、今月3日に控訴した。ネット上では「反省していない」「また迷惑行為に出る」と批判も多い。

立花氏は「去年の5月、彼があちこちに突撃している中で、『怖いんです』『いつ逮捕されるかわからない』『やめたいが、なんとかなりませんか』と僕には言ってきていた。日ごろは強がっているが、繊細なヤツだと思っている」とかねて相談を受け、助言してきた経緯を明かした。

へずまが控訴した背景について、立花氏は保護観察付き判決だったことを挙げる。

「保護司の元で、1週間以上の旅行は届け出ないといけないとかSNS上の発信をしてはいけないとか、コラボ配信してはいけないとかが、保護観察の条件に付けられる可能性がある。しかも執行猶予4年で、その間、ユーチューブとかに出られない。保護観察の内容がまだ出る前に控訴した」と指摘する。

さらに立花氏はこう指摘する。

「彼は自分のチャンネルは持てないが、ユーチューブに出ることが仕事。これから社会の中で更生していくには仕事をしていかないといけない。職業選択の自由があって、ネット上に出られないとなると彼の特長を使うなとなる」

へずまは格闘家への挑戦を表明し、今月にはリングデビューも予定しているが、ユーチューブやティックトックなどSNSのを取り上げられれば、更生の道は険しくなるとみる。

へずまはスーパーで会計前の魚の切り身を食べたことが窃盗罪に問われたことに公判では無罪を主張していた。

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