ソフトバンク・モイネロ登板予定の二軍戦中止 工藤監督が語る昇格判断のポイント

ソフトバンク・モイネロ

ソフトバンク・工藤公康監督(58)が10日、一軍復帰が待たれるリバン・モイネロ投手(25)の昇格判断について言及した。

左手首の違和感で戦列を離れているモイネロはこの日、ウエスタン・オリックス戦(オセアン)で実戦復帰する予定だったが、二軍で新型コロナウイルス感染者が出た影響で試合中止となり、登板が流れた。今後は二軍のチーム活動が再開する11日の同戦(堺)で投げる予定だ。

そんな中、工藤監督が昇格判断を下す上で重要視するポイントを明かした。「一番大事なことは、本人が『よし、これでイケる!』となること。そういうコメントが聞ければ、上に(昇格)というふうに考えています」。

モイネロは8日にファームでシート打撃に登板した際「フォームの違和感みたいなものを感じた。リリースポイントだけじゃなくて、体のバランス的な部分、ピッチングフォームを修正していきたい」と明確な修正点を挙げていた。指揮官は「(11日の二軍戦後の)本人のコメントも聞いてみて」とし、本人の感覚を重要な判断材料とする考えだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社