県の休業要請前に…大規模商業施設で準備 広島

広島県の要請に応じた大規模商業施設が週末に休業するのを前に広島市内のデパートでは営業縮小のお知らせが貼られました。

県は床面積が1万㎡を超える大規模商業施設について生活必需品以外の売り場にこの土日の休業を要請。

福屋八丁堀本店と広島駅前店ではあすとあさっては食料品などの生活必需品を中心とした売り場で午後7時までの時短営業を継続しそれ以外の店舗は休業することを決めています。

(福屋営業本部 沖田一成課長)

「今は人流の抑制によってコロナの感染を抑えていくことを1番にやっていきたいと思う」

他にも県内のデパートやショッピングモールでは大半が生活必需品の売り場のみ営業する方針です。

(70代女性)

「仕方ないですよこれだけ(感染が)広がっているんだから、当然だと思います」

(60代女性)

「行く所がないから、やってほしいですよね。ずっと家に居ろってことですかね。どこにも行かずに」

福山市でも…。

(高橋勇介記者リポート)

「こちらの売り場では明日からの休業に向けて準備が進められています」

天満屋福山店では休業する店舗で布をかけるなどの準備が進んでいました。

同じフロアでも営業する売り場と休業する売り場が混在するため閉店後に間仕切りを設置するということです。

(天満屋福山店販売促進担当柚木智さん)

「少し急なところはあったんですけど、お客さまに安心安全に買い物していただけるのが使命だと思ってる」

県によりますと今後の土日祝日の休業要請については感染状況をみて判断するとしています。

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