南米選手のプレミアリーグ出場可能に!南米各連盟がFIFAへの要請を取り下げ

 国際サッカー連盟(FIFA)は10日プレミアリーグのクラブに所属する南米選手たちを、今週末でのプレーを許可した。

サラーのエジプト代表参加が困難に…プレミアがレッドリスト指定国への選手派遣拒否

 イギリス政府はレッドリスト指定国への渡航者に対し帰国時に10日間の検疫期間を義務付け、プレミアクラブは対象国への選手派遣を拒否。南米の複数国もレッドリストに指定されていたため、多くの選手が代表に招集されていなかった。これを受けブラジルサッカー連盟(CBF)など複数団体は、FIFAにプレミアクラブが選手の代表戦出場を阻止したとして、代表期間後に5日間の出場禁止を要望。適用されればプレミアで活躍する多くの南米出身選手が第4節出場禁止となる中、FIFAとイングランドサッカー協会(FA)、プレミアリーグなどで協議した結果、ブラジル、チリ、メキシコ、パラグアイなどの協会は要請を放棄したよう。第4節開始の12時間前に合意に至り、土壇場で南米出身選手が出場可能となった。

南米出身選手が週末のリーグ戦出場可能に Photo Pool

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