女子プロレス「スターダム」のワールド王者・林下詩美(22)が絶好調だ。
11日の新宿大会で行われたシングルリーグ戦「5★STAR GP 2021」ブルースターズ公式戦では、AZMと激突。素早い丸め込み攻勢やミサイルキックなどで劣勢となり、さらにダイビングフットストンプをまともに被弾し、主導権を握られた。だが、投げっぱなしジャーマンで一気に流れを引き寄せると、最後は原爆固めで3カウントを奪取。「クイーンズ・クエスト」の同門対決を制した。
これで3勝1敗1分けの勝ち点7とし、勝ち点8で首位を走る小波に肉薄。しかも小波より1試合少ない状況とあり「林下詩美、絶好調なんじゃないでしょうか」と好調ぶりをアピールした。
次戦(16日、東京・後楽園ホール)では、小波との直接対決を控え「今年も私が5★STAR GPを制して、いい夏にします」と2連覇を宣言。世間はすっかり秋めいてきたが、リング上の熱い戦いを楽しんでいた。