ブルージェイズが豪快な逆転勝利 最終回に大量11得点

【ブルージェイズ11-2オリオールズ】(ダブルヘッダー第2試合・7イニング制)@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ブルージェイズはオリオールズ先発のキーガン・エイキンの前に6回まで無安打に封じられたものの、7回表(=最終回)に球団タイ記録となる11得点を奪い、豪快な逆転勝利。チームの勢いを感じさせる勝ち方でダブルヘッダーに連勝し、ワイルドカード圏内に浮上した。ブルージェイズ3番手トレバー・リチャーズが今季7勝目(2敗)をマーク。オリオールズ先発のエイキンは快挙目前の7回表に捕まり、7回途中3安打3失点で今季9敗目(2勝)を喫した。

ブルージェイズがこの試合で放った安打は11本、この試合で奪った得点は11点。それがすべて1点ビハインドで迎えた7回表に飛び出した。先頭打者のブラディミール・ゲレーロJr.がライト前へチーム初安打を放つと、続くボー・ビシェットの23号2ランで逆転に成功。その後もアレハンドロ・カークの8号2ラン、ブレイビック・バレーラの犠飛、マーカス・セミエンの39号3ランと猛攻は続き、打順が1巡してゲレーロJr.とビシェットの連打で再びチャンスを作り、テオスカー・ヘルナンデスが26号3ランで1イニング11得点の猛攻を締めくくった。

ダブルヘッダー第1試合で43号ソロを放ち、大谷翔平(エンゼルス)に1本差に迫ったゲレーロJr.は、大谷に並ぶ44号こそ出なかったものの、7回表にチーム初安打を含む2安打を放って逆転勝利に大きく貢献。4打数2安打で打率を.319とし、首位打者の座をしっかりとキープしている(43本塁打はリーグ2位、101打点はリーグ4位)。

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