【高校野球秋季神奈川県大会】向上が8強入り、相模原弥栄を2―1で振り切る

【向上ー相模原弥栄】

 高校野球の秋季神奈川県大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)第4日は12日、サーティーフォー保土ケ谷球場などで3、4回戦が行われ、向上は相模原弥栄を2―1で振り切り、8強入りを決めた。

 両チーム無得点で迎えた七回、向上は永井稜翔(2年)の中越え二塁打で待望の先制点を奪うと、遠藤稔弥(1年)も右越え二塁打。終盤の集中打で2点をもぎ取った。投げてはエース佐藤諒音(2年)が5安打1失点の完投で投手戦を制した。

 決勝打を放った永井は「低いライナーのイメージで打てた。センターフライかと思ったが、打球が伸びてくれた。次は持ち味の走塁や小技で相手をかき回したい」と意気込んだ。

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