2021年9月10日に北米でスバル 新型WRXが発表された。言うなればステーションワゴンのレヴォーグ対するセダンモデルというイメージだが、デザイン上で気になる点があるのだ。それはフェンダーアーチが樹脂となっており、まるでクロスオーバーSUVとも受け取れる仕上がりとなっている。そこで今回は新型WRXをきっかけに、レヴォーグのクロスオーバーSUVモデル「レヴォーグ. アウトバック(仮称)」を予想していきたい。
新型WRXの日本仕様はアイサイトX搭載へ
新型WRXの日本仕様は未だ発表されていないが、2022年度にも日本での発売がスタートする見込みである。北米モデルはレヴォーグや新型レガシィ アウトバックと同様に縦型ディスプレイを採用しており、日本仕様も同様となる見込みだ。
ちなみに日本仕様はアイサイトXが装備され、メーターもフル液晶タイプになる模様だ。新型レガシィ アウトバックが全車にアイサイトXを標準装備としただけに、新型WRXの日本仕様も同様となる可能性もあるのだった。
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新型WRXのデザインはクロスオーバーSUV風!? これをベースにレヴォーグ アウトバックが登場する!?
デザインを見てみると、レヴォーグをそのまんまセダンとしたイメージだ。レヴォーグともっとも異なるのは樹脂製のフェンダーアーチを採用している点にある。WRXの性格からすれば異なるのだが、それはまるでクロスオーバーSUVを想わせる樹脂製フェンダーアーチの仕上がりにある。
レヴォーグ アウトバックは新型カローラクロスのガチライバルに
ちなみにMOTAでは新型レガシィ アウトバックがデビューした際に、そのサイズの大きさからレヴォーグベースのアウトバックの投入を予想した記事を掲載している。当時はあくまで予想であったが新型WRXの仕上がりをみる限り、レヴォーグ アウトバック(仮称)の登場も濃厚となりつつあるのだった。
もしレヴォーグ アウトバックが登場するならば、新型レガシィ アウトバックの弟分という位置付けとなる。他社で言えば、まもなく登場するトヨタ 新型カローラクロスが直接的なライバルとなりそうだ。
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新型レガシィ アウトバックのネガを払拭できるのはレヴォーグ アウトバックだ
2021年9月2日よりスタートした新型レガシィ アウトバックの予約受注。スバルから受注台数は発表されていないが、都内近郊のスバルディーラーによれば好調な滑り出しだという。
だが、その一方で「レヴォーグサイズのアウトバックが欲しい」という声や「新型レガシィ アウトバックは300万円台で発売してほしかった」という意見もあるという。ならばレヴォーグ アウトバックは300万円台で投入して欲しいところ。
今後新型カローラクロスの登場により、ステーションワゴンベースのクロスオーバーSUVモデルが注目を集めそうなだけに、一早い発売に期待だ。
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【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】