緊急事態宣言延長で修学旅行も 広島

緊急事態宣言の期間が30日まで延長されたことにより学校の行事にも影響が出ています。まさにその30日から修学旅行を予定していた小学校を取材しました。

広島市立仁保小学校 寺澤順彰校長「9月中に修学旅行を計画していた広島市内の学校は全て延期することになりました。これまで準備をしてきた6年生の皆さんはとても残念だったと思います」

校長先生から発表された修学旅行の延期。

心待ちにしていた6年生からは残念がる声が上がった一方「感染が拡大しているから今行かなくても良いのでは」という意見もあったということです。

広島市南区の仁保小学校では今月30日から1泊2日で山口県萩市への修学旅行を予定していました。

しかし緊急事態宣言が30日まで延長されたことによる広島市教員委員会からの通達を受け、延期することを決めました。

寺澤順彰校長「感染の状況が良くなくて不安を抱えながら修学旅行に行くよりも、感染状況が少し改善された中で楽しみながら行くことを考えたらいたしかたない」

出発日が迫る中、県内の感染拡大がなかなかおさまらない状況に緊急事態宣言の延長も想定していたといいます。

寺澤順彰校長「児童・保護者の皆さんもコロナに感染しないようにという思いと、一生に1度の修学旅行だから行きたい・行かせたいという思いを持っておられると思います」

さて気になる修学旅行。仁保小学校では12月20日から行う予定で現在旅行会社と調整を進めているということです。

寺澤順彰校長「(12月には)感染状況も改善されて子どもたちが安全に行けることを願っています」

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