鎌倉・腰越保育園の水道水から基準値290倍の細菌検出 下痢との因果関係は不明「給食は基本的に火を通す」

 鎌倉市は15日、市立腰越保育園(同市腰越)で給食などに使う水道水から基準値の290倍の細菌が検出されたと発表した。

 市によると、検査で13日に基準超えの細菌が確認され、使用を中止した。現在はペットボトル水で代用している。

 園では6~10日に園児と職員計5人が下痢を発症したが、細菌との因果関係は不明という。市は「給食で出す料理は基本的に火を通し、食器洗浄後も消毒保管庫に入れており、細菌はほぼ死滅すると思われる」としている。

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