上越青年会議所（ＪＣ）ＳＤＧｓ推進委員会は１５日、上越文化会館で上越市長選候補予定者による「上越市政についての討論会」の事前収録を行った。新型コロナウイルス対策として、初めてケーブルビジョン放送とインターネット配信の形式で行う。
全国の青年会議所では、衆議院や県議など各種選挙に関連した候補者の公開討論会を行っている。通常、多くの参加者を募って来場してもらうが、今回は新型コロナ対策として来場は報道機関など最小限に絞り、候補予定者に事前に質問内容を送り、事前収録を行った。
同日は現在名乗りを挙げている元市議の中川幹太氏（４６）と前副市長の野澤朗氏（６４）の二人が出席。自己紹介に続いて、市内経済の活性化、持続可能なまちづくり、次世代を担う子どもの育成、ふるさと納税などの質問や、両氏が互いに質問をするクロストークなどを行った。
ＳＤＧｓ推進委員会の杉田誠委員長は「今後は、いかに多くの人に周知して見てもらえるかが課題」と話し、「まちづくりの中心、リーダーとなる方を選定するため、考えを分かりやすく知ってもらう機会。両候補予定者の思いに自分の思いも乗せて、投票してもらえたら」と願った。
討論会の模様は２６日午後８時から１０月２日同１１時５９分まで、上越妙高タウン情報のユーチューブチャンネル（http://www.youtube.com/user/jcvjamie/featured）で配信、上越ケーブルビジョン（ＪＣＶ）で２６日午後８時、２９日午前９時、３０日午後３時、１０月２日午後９時から放送する。（本紙で後日、各質問のやりとりを掲載する）
