左腕・レイが好投 ブルージェイズ6カード連続勝ち越し

【レイズ3-6ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズは先発のロビー・レイが7回101球を投げて被安打4、奪三振13、与四球0、失点1という素晴らしいピッチングを披露。地区首位のレイズを6対3で破り、これで6カード連続の勝ち越しとなった。好投したレイは今季12勝目(5敗)、9回表を無失点に抑えた3番手ジョーダン・ロマノが今季18セーブ目を記録。レイズは先発のマイケル・ワカが6回7安打6失点と打ち込まれ、今季5敗目(3勝)を喫した。

ア・リーグのサイ・ヤング賞候補に挙げられているレイは、5回表にマイク・ズニーノに30号ソロを浴びたものの、7イニングを投げて失点はこの1点だけ。2回表無死2塁のピンチを三者連続三振で切り抜けるなど、序盤から奪三振ショーを展開し、レイズ打線から13個の三振を奪った。2ケタ奪三振は今季10度目となったが、これは1997年と1998年のロジャー・クレメンスに次ぐ球団史上2人目の快挙。防御率(2.64)、奪三振(233)、投球イニング(177回1/3)、クオリティ・スタート(22)はいずれもリーグ1位の数字となっている。

ブルージェイズ打線ではボー・ビシェットが3打数2安打5打点の大活躍。初回に先制の25号3ラン、3回裏に犠飛、5回裏にタイムリー内野安打を放ち、レイを援護した。三冠王への挑戦が注目されるブラディミール・ゲレーロJr.は、二塁打2本を放って3打数2安打1四球。打率を.317に上げ、2得点を加えてメジャー1位の得点数を116に伸ばした。

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