【WWE】サレイ無念の敗戦も気迫満点ファイトで見せた存在感

ジジ・ドリン(手前)にミサイルキックを放つサレイ(Ⓒ2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

配信されたWWE・NXTで〝太陽の戦士〟サレイ(25)が気迫満点のファイトを見せた。

まずは、ケイシー・カタンザーロ&ケイデン・カーターが先週のNXTで襲撃されたジジ・ドリン&ジェイシー・ジェインとタッグ戦で激突。試合途中に乱入したマンディ・ローズがケイシーを妨害して反則裁定となった。

試合後もマンディが3人がかりでケイシーとケイデンに暴行を続けていたが、ここにさっそうと現れたのがサレイだ。マンディら3人を、強烈なパンチとキックでリング外に蹴散らしてケイシー&ケイデンを救出。そのままサレイが中心となってトリオを結成し、3対3の6人タッグマッチに突入した。

サレイは「いくぞ」と叫びながらスピンキックやミサイルキックでジジに攻め込んだ。終盤にはジジを得意のドロップキックで吹っ飛ばすと、相対したマンディを「カモーン!」と挑発。気合満点だったが、逆にマンディの打撃、カウンターのフェースバスターを食らって劣勢に。ケイデンがスーパーキックをマンディに放ってサレイを救ったものの、最後はケイデンがマンディのジャンピングニーに3カウントを奪われた。

サレイは因縁のマンディ相手に6人タッグ戦で無念の敗戦。それでも気迫に満ちたファイトで、着実に存在感を増しているのは間違いない。

試合後には「サレイはまだ終わっていない!」と自身のツイッターに英語で投稿。打倒マンディに闘志を燃やし、さらなる進撃を続ける覚悟だ。

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