気象庁は16日（木）、向こう1か月（9/18～10/17）の天候の見通しを発表した。

　全国的に暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高く、9月下旬にかけてかなり高くなるところがある見込み。また、東・西日本は高気圧に覆われやすく、向こう1か月の日照時間は平年並みか多く、西日本の向こう1か月の降水量は平年並みか少なくなりそうだ。

1週目（9/18～9/24）

　北・東・西日本は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多い見込み。ただし、18日（土）は、東日本を中心に台風14号の影響を受ける見込み。

2週目（9/25～10/1）

　東・西日本は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多い見込み。

3～4週目（10/2～10/15）

　全国的に、天気は周期的に変わる見込み。

広範囲に早期天候情報

　北・東日本は向こう2～5日間程度は気温が平年並みか低い所もあるが、その後は暖かい空気が流れ込みやすく高くなりそうだ。特に、22日（水）ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる可能性がある。西日本は向こう2週間、暖かい空気に覆われやいため気温が高く、この方面も22日（水）ごろからの5日間ほどは、平年よりかなり高くなる見通し。

　このため気象庁は、北・東・西日本に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や、熱中症対策など健康管理に注意を呼びかけている。

早期天候情報とは

　原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30％以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30％以上と見込まれる場合に発表される。