阪神が天理・達とのプロ志望届提出前の面談を謝罪「全スカウトに厳重注意」

天理・達孝太投手

阪神は16日、7日に球団スカウトがプロ志望届提出前の奈良・天理高の達孝太投手(3年)に面談していたこと受け、嶌村聡球団本部長(53)が球団を通じ、謝罪のコメントを発表した。

「当球団スカウトが、プロ志望届の提出が完了していない選手と面談を行ったことにより、当該選手、当該高校ほか関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまい、深いお詫び申し上げます。当球団としては、事実確認後、速やかに当該スカウト及び全スカウトに厳重注意を行うとともに、改めてルール遵守の徹底を通知したうえ、日本野球機構(NPB)に経緯を報告しております。今後、二度とこのようなことが発生しないよう管理体制を強化してまいります」。

天理高・達投手は10日にプロ志望届を提出したが、志望届提出前に面談を行った阪神のスカウトの活動は、プロアマ規定に抵触。前日15日には、日本高野連が同校の野球部長と監督に厳重注意措置の指導を行うことを明らかにしていた。

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