ペイペイドームのペッパーくん集団がギネス記録となった。ソフトバンクは16日、100体のPepperによるロボット応援団が「最大のロボット応援団」としてギネス世界記録に認定されたことを発表した。
書籍「ギネス世界記録2022」(日本語版が11月17日に発売)にも掲載される。この日のロッテ戦(ペイペイ)の試合前に認定式が行われた。
昨季の公式戦開幕とともに5体のPepperによるロボット応援団が結成されたことが始まりだった。コロナ禍により無観客スタート。空席となったスタンドを生かす試みだった。
その後、ロボット応援団は次々と〝増殖〟することになる。
昨年7月7日からは、1体あたりおよそ800万円もする四足歩行型ロボット・スポット20体が新たに加わった。「いざゆけ若鷹軍団」の音楽に合わせ増員したPepperを含む合計40体となった。
そして今年の開幕戦でついに総勢100体の大台に乗せてギネス世界記録に登録された。
球団はギネス認定を記念して、10月15日までの1か月間で、選手が放ったホームランがPepperに直撃した場合「1体1年間レンタル権利」をプレゼントするキャンペーンを実施。
選手からは柳田が代表して「ギネス世界記録おめでとうございます。Pepper君100体はすごいですね! 今季僕も200本塁打を達成しましたし、次は200体を目指してほしいです。Pepper君には申し訳ないですが、ホームランボールをぶち当てさせてもらって、チームの勝利とPepper君をファンの皆さまにお届けしたいです!」と祝辞を述べた。