【K―1】Krush王者・菅原美優が1st写真集「きゅんです」をアピール「いろんな姿見て」

東京スポーツ新聞社を訪れた菅原美優

立ち技格闘技「K―1」で活躍するKrush女子アトム級王者・菅原美優(21)が16日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ1st写真集「きゅんです」のアピールをすると共に王座防衛を誓った。

菅原は小学校1年生の時に父の影響で空手を始め、高校在学時にK―1アマチュアの全日本トーナメントで3度優勝。2019年にプロデビューすると勝ち星を重ね、20年には第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメントを制した。今年は3月の「K’FESTA.4 Day.1」にも参戦しNOZOMIに判定勝利したが、5月30日の横浜武道館大会ではMIOに判定負けを喫している。

美容師として週5日働く〝二刀流ファイター〟としても注目を集める美女ファイターは、待望の写真集デビューに「新たな挑戦なのでいろんな姿を見てもらえたらと思います。アイドルの方にはないような筋肉だったり、格闘家らしいところをしっかり見てもらいたいです」と笑顔を見せる。水着やバニーガールの衣装にも挑戦したが、得意の筋肉は腹筋とのことで「バキバキでもなくちょうどいい感じ」と自信をのぞかせる。最近はバリエーションを増やすべくパンチの練習に時間を多く割いたと明かし「いろんな種類のパンチを打つようになって背中の筋肉が発達したのでそれも見てもらいたいです」と語気を強めた。

リングでの大一番も決まった。5月に土をつけられたMIOと自身のベルトをかけての再戦だ。一度は8月21日の対戦が決まるも菅原が「感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手」となり流れていたリベンジ戦が11月20日のKrush東京・後楽園ホール大会でスライド開催されると正式に決定。この試合に向けて「シンプルに勝ちたいなって思います。前回は自分を出し切れずに負けてしまった。今回は気の強さというか、この前は後手後手になって様子を見すぎてしまったので、わがままに、自分勝手にいこうかと思っています。(5月は)こっちが合わせてしまったので、自分から攻めていこうかと」とこぶしを握った。

今後に向けて「K―1女子をもっとたくさんの人に見てもらえるようにしたいです」。そして「私きっかけで知ってもらえたら嬉しいです。その為にこれからもグラビアや写真集にも挑戦できれば」とさらに活躍の場を広げると誓った。

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