レッズ4連敗ストップ 秋山翔吾が決勝点につながる犠打

【レッズ1-0パイレーツ】@PNCパーク

レッズは7回表に代打アズドゥルバル・カブレラの犠飛で奪った1点を守り抜き、パイレーツに1対0で完封勝利。連敗を4でストップし、ワイルドカード争いで2位のカージナルスとのゲーム差を1に縮めた。レッズ先発のタイラー・マーリーは6回5安打無失点の好投で今季12勝目(5敗)、4番手マイケル・ギブンズは今季8セーブ目をマーク。パイレーツ投手陣はレッズ打線を5安打に抑えたが、3番手コディ・ポンセに今季4敗目(0勝)が記録された。

両軍とも何度かチャンスを作りながらも得点を奪えなかった一戦をレッズが制し、敵地でのパイレーツ3連戦の被スイープを回避。7回表無死1・2塁の場面で打席に入った秋山翔吾が一塁方向への送りバントを決めてチャンスを広げ、好投したマーリーの代打として登場したカブレラの犠飛で1点をもぎ取った。先制したあとはルーカス・シムズ、マイケル・ロレンゼン、ギブンズの3投手が1点のリードを死守。7カード連続負け越しのなか、明日からはドジャースとの3連戦を迎える。

貴重な送りバントを決めた秋山は、前日に続いて「8番・センター」でスタメン出場。センターへの二塁打、見逃し三振、送りバントで2打数1安打を記録し、今季の打率は.204、OPSは.535となった(7回裏開始時に交代)。一方、パイレーツの筒香嘉智は「2番・ライト」でスタメン出場し、空振り三振、四球、センターフライ、ライトライナーで3打数0安打1四球。今季(3球団合計)の打率は.213、OPSは.710となっている。

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