39歳・ウェインライトが再び快投 筒香4打席連続三振

【パイレーツ0-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

地区最下位のパイレーツとのホームでの3連戦で被スイープを喫する危機に瀕したカージナルスだったが、前回のパイレーツとの対戦で88球の2安打完封をマークした39歳の大ベテラン、アダム・ウェインライトが再び快投を見せ、チームを救った。ウェインライトは8回106球を投げて被安打2、奪三振9、与四球0、失点0という素晴らしいピッチングを披露。カージナルスは3対0で勝利し、ウェインライトには今季12勝目(7敗、防御率3.10)が記録された。

カージナルスは初回に二死1・2塁のチャンスを作り、ウェインライトの女房役ヤディアー・モリーナのタイムリーで1点を先制。その後はウェインライトが自ら二塁打を放つなど、毎回のように走者を出しながらも追加点を奪えなかったが、5回裏先頭のポール・ゴールドシュミットに19号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。8回裏は一死1・3塁のチャンスでハリソン・ベイダーが貴重な追加点となるタイムリー。クローザーのアレックス・レイエスが9回表二死から連打を浴びたものの、最後は右翼ラーズ・ニュートバーのファインプレーで試合を締めくくった。

前日まで2試合連続本塁打を放ったパイレーツの筒香嘉智は「1番・左翼」でスタメン出場したが、ウェインライトの前に空振り三振、見逃し三振、空振り三振で3打席連続三振。9回表一死走者なしで迎えた第4打席はレイエスと対戦し、カウント1-2から96.6マイルの速球にバットが空を切って4打席連続の三振に倒れた。1試合4三振は今季2度目。今季の打率は.175、OPSは.536となった。

© MLB Advanced Media, LP.