ホリエモンがコロナ禍の中で独立リーグに参入の思い 九州アジアリーグ加盟会見

堀江貴文オーナー(右)と代表取締役の河西智之氏

「ヤマエ久野 九州アジアリーグ」への加盟が正式決定した「福岡北九州フェニックス」の堀江貴文オーナーと代表取締役の河西智之氏が17日、北九州市内のホテルで会見を行った。

なぜコロナ禍の中で独立リーグ球団の立ち上げにいたったのか。その背景について堀江オーナーはリモートワークの普及やDXが進むなど働き方が変わる局面に来ていることを説明。将来的に時短勤務や週休3日制が導入されるなど「空き時間が生まれてくるはずだと見ている」。

その上で新たなアイデアを生かした魅力ある球団を作り、必要とされるエンターテインメントを創出していくことを目指す。「空いた時間を埋めるコンテンツとしてプロスポーツがある。プロ野球に興味がない人たちも誘導するために、球場をもっともっと楽しい場所にしていかなければならない。(新しいアイデアを)迅速かつ実践して、ダメだったらやめる、うまくいったら進めていくといったような、小回りが利く新しい球団ならではのやり方でドンドン進めていきたい」と掲げた。

将来的な構想については、地理的に近い台湾や韓国との連携や、カジノ完成後のスポーツベッティング導入プランも明かしたホリエモン。今後は10月30日と11月3日に球団のトライアウトを行い、年内に監督、コーチも決定する予定。思わぬ大物の入団も含めて、今後も球団の動向に注目が集まりそうだ。

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