【JRA】キョウエイマーチの野村彰彦元調教師死去 秋山真一郎騎手「感謝しかありません」

亡くなった野村彰彦氏

1997年の桜花賞馬キョウエイマーチなどを育てた野村彰彦元調教師が、病気のため今月13日に亡くなっていたことを日本調教師会関西支部が17日、発表(享年78歳)。最愛の弟子だった秋山真一郎騎手(42=栗東・フリー)が、師匠の死去に対して「師匠がいなければ、今、自分は騎手をしていないかもしれません。今の自分があるのは師匠のおかげです。師匠には感謝しかありません」と追悼の言葉を寄せた。

デビューから2000年まで野村厩舎所属ジョッキーとして活躍。厩舎の看板馬キョウエイマーチの4歳秋以降の主戦も託されていた秋山騎手。「たくさんの騎乗馬を自分に用意してくれました。自分がレースでケガをした時も連絡をくれたり、(厩舎解散後も)ずっと気にかけてくれていました」と恩師の死を悼んだ。

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