巨人・高橋 4回3失点で降板 リーグ単独トップの11勝目またまたお預け

またも苦しい投球となってしまった巨人・高橋

11勝目が遠い…。巨人の高橋優貴投手(24)が17日のヤクルト戦(東京ドーム)に先発するも、4回3失点で降板となった。

初回こそ三者凡退に抑えたが、2回以降は課題とする制球に粗さが出た。1点リードの2回に安打と2つの四球で一死満塁のピンチをつくり、西浦の犠飛で同点。3回も一死一、三塁とされたが、ここは2者連続空振り三振で乗り越えた。

だが、4回に無死一塁からサンタナに痛恨の2ランを被弾。勝ち越しを許したこの回限りで無念の降板となった。5回からマウンドを託された田中も、先頭・山田に初球を軽々と左翼席上段にまで運ばれ、3点差に…。苦しい展開となった。

試合前には「チームがいい流れなので、先制点を与えずに粘り強く投球していきたいです」と意気込んでいた高橋だったが、これで8月29日の中日戦(バンテリン)で挙げた10勝目から3試合勝ち星がなく、リーグ単独トップとなる11勝目もお預け。〝6男坊〟ながらもチームの勝ち頭としてここまで活躍し続けてきた投手なだけに、再起を図りたいところだ。

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