【カーリング】チームゆりたが白星スタート 吉田夕は両角氏&ロコに感謝「心強いスタッフ」

公式練習で調整する吉田夕梨花(右)、松村雄太組(代表撮影)

カーリングの混合ダブルス日本代表決定戦第1日(18日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、日本選手権覇者の吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)、松村雄太(コンサドーレ)組は、竹田智子、竹田直将(ともに名寄カーリング協会)組を10―4で下し、白星スタートを切った。

第1エンド(E)に2点を先制すると、第3Eに3点を追加。第4、5Eには連続スチールを決めた。第6、7Eは相手の粘りにあったが、最終第8Eに3点を奪って勝利を決定づけた。

試合後、松村は「LSDから2人でとれたことはすごく大事なスタートだった」と手応えを口にした一方で「ゲーム全体で見ると僕たちらしく完璧ではない1試合目だったと思うので、そこはすごくポジティブな意味で完璧ではなかった。最後までやれて欲しい情報もある程度とれたので、それを次に生かせるようにしたい」とさらなる高みを見据えた。

コーチボックスには、両角友佑(TM軽井沢)と吉田知那美(ロコ・ソラーレ)の2人の姿が見られた。吉田夕は「先週(テレビ)解説をしてくれた両さんが居てくれる安心さと(4人制でも)戦っていたチームメイトの姉(吉田知)も居てくれる。さらに、さっちゃん(藤沢五月)もゆうみちゃん(鈴木夕湖)もいるので、こんなに心強いスタッフはいない」と感謝の言葉を口にした。

今大会の予選は、3組がそれぞれ2回ずつ対戦。吉田夕、松村組は、16時から松村千秋(中部電力)、谷田康真(コンサドーレ)組と相まみえる。

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