横浜市中区北仲通のコワーキングスペースに、鳥取にまつわる書籍を販売する書店「鳥取堂」が今夏、オープンした。
うたい文句は「日本一小さな鳥取専門書店」。実際、本を扱うスペースは本棚の一角である38センチ四方にすぎないが、鳥取出身者や鳥取が好きな人などが訪れ、鳥取と都市部とをつなぐ貴重な場となっている。
同店を運営するのは、鳥取県政アドバイザリースタッフでPRプランナーの名和佳夫さん(56)。みなとみらい線馬車道駅近くのコワーキングスペース「マスマス」の本棚の一区画を借り、7月8日に開店した。
本棚に並んでいる本は、ほとんどが地元出身の人などから寄贈されたもの。「鳥取と関係している」と思った本であれば受け付けており、鳥取の昔話を紹介する単行本や観光本など約100冊が集まったという。