どっちを獲る? 元Rマドリードのレジェンドがエムバペorハーランドに即答

お墨付きをもらったエムバペ(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードで活躍した元チリ代表FWイバン・サモラノ氏(54)が世界注目の若手ストライカー論争に言及したと同国紙「アス」が伝えている。

同紙のインタビューに応じたサモラノ氏は自身のようなセンターフォワードタイプについて「もう存在しない。現在のサッカーはエリア内で勝負することから進化して全体攻撃となった。私のスタイルで最後の選手は(ラダメル)ファルカオだろう」と指摘した。

その上でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキを「好きな選手」とし、同1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウトハーランドとイングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するベルギー代表FWロメロ・ルカクについては「物理的な力で違いを生む」と評価した。

さらにハーランドともに若手ストライカーとして世界が注目するフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)について「数年以内に世界で最高の選手になるでしょう。間違いを犯さないタイプで失敗しない。ゴールを決めるだけでなく、多くのアシストを与えられる。彼は素晴らしいセンターフォワードだ」と絶賛した。

さらにエムバペとハーランドを獲得できる場合に、どちらを選ぶかとの質問にサモラノ氏は「エムバペ」と即答し「ハーランドは、アイデアのあるシステムに組み込めるし、物理的な力で違いを生むことができる。エムバペはあらゆるゲームシステムで機能し(ハーランドよりも)完成度が高いため、世界中のどの監督でも起用できる」と説明していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社