19日（日）は、全国的に安定して晴れる所が多く、この時季としては気温が高くなる見込み。関東から西の地域を中心に所々で30℃を超える見込みで、熱中症には注意が必要となる。

広い範囲で洗濯日和も東海は急な雨に注意

　19日は、本州付近は高気圧に覆われ、広い範囲で朝から青空が広がっている。東京都心の11時までの日照は3時間を超え、朝から良く晴れているのは6日ぶりのこととなっている。午後にかけても晴れて、洗濯日和となる所が多くなりそうだ。ただ、静岡県付近では湿った空気などの影響で、局地的に雨雲が発生していて、午後にかけても東海地方を中心ににわか雨の所がある見込み。空の変化に注意し、外出の際は雨具があると安心だ。
　また、西日本や東日本の太平洋側沿岸部を中心に風が強く、波の高い状態が続く所がある見込み。強風や高波にも注意が必要となる。

東京も真夏日予想

　日差しと共に気温も上昇していて、関東から西の内陸を中心にすでに30℃を超えている所もある。午後にかけてはさらに真夏日の範囲が広がり、東京都心でも30℃に達する見込み。真夏と比べると湿度は低めとなるが、日ざしはまだ強い時季であるため、熱中症には注意が必要となる。9月だからと油断せず、水分をこまめにとるなどの対策を心がけたい。

（気象予報士・佐々木聡美）