カーリングの混合ダブルス日本代表決定戦第2日(19日、北海道・稚内市みどりスポーツパーク)、吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)、松村雄太(コンサドーレ)は、松村千秋(中部電力)、谷田康真(コンサドーレ)組に7―4で勝利。対戦成績を1勝1敗とした。
すでに20日の決定戦に駒を進めている両組。予選の結果を踏まえた上で、先に3勝した組が北京五輪切符をかけた世界最終予選(12月、オランダ)へ出場する。
18日の試合では2―9で敗れていたが、この日は終始自分たちのペースで試合を進める。第1エンド(E)にいきなり3点を先制。3―3で迎えた第4Eに2点を勝ち越すと、第6、7にも1点ずつ奪い、白星を引き寄せた。
まさかの大敗からわずか1日で立て直しに成功。吉田は「昨日のゲームは点差が離れたが、点差以上に取れた情報が多かった。それを(コーチなど)6人でミーティングをして情報をまとめて、今私たちができる課題を挙げて、それだけに集中した」と勝因を口にした。
泣いても笑っても20日の決定戦で運命が決まる。「今私と(松村)雄太が全力でベストのパフォーマンスができるようにまた明日から頑張りたい」と意気込んだ吉田の目に迷いはない。