スペイン1部バルセロナが来夏に向けて3人のターゲットに狙いを定めていると、フランスメディア「フットメルカート」が伝えている。
同メディアは、総額1400億円超の負債を抱えるなど、深刻な財政難に陥っているバルセロナは、ジョアン・ラポルタ会長が経営の健全化に取り組んでいるとし、すでにアルゼンチン代表FWオネル・メッシやフランス代表FWアントワヌ・グリーズマンの退団で大幅なコストカットを実現したことで「バルセロナは再び競争できるようになる」と伝えている。
そこで来夏に向けて新たなビッグネームの獲得を検討している。同メディアは「少なくとも、それがジョアン・ラポルタが望んでいることだ。バルセロナのボスは来年の夏に、3人の銀河系選手を自分自身で集めたいと考えている」とし、ビッグネームの獲得で現状を打破するという。
その3人がドイツ1部ライプチヒのスペイン代表FWダニ・オルモ、同1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド、さらにイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ボグバだという。
オルモはバルセロナの下部組織出身でバルセロナの復帰に前向きと伝えられており、ハーランドはスペインでのプレーを熱望しているという。また、ポグバについては契約満了により、フリーで獲得が可能だ。当然ながらライバルは多いが、復権を目指す上で戦力アップは欠かせないだけに、バルセロナの動向が注目されそうだ。