全日本バスケ男子2次R 長崎ヴェルカ初陣飾る

【5回戦、長崎ヴェルカ―東京八王子ビートレインズ】第1クオーター7分、長崎ヴェルカのガードタリキがシュートを決めて16点目=愛知県蒲郡市民体育センター

 バスケットボール男子の第97回天皇杯全日本選手権(日本バスケットボール協会主催、共同通信社共催)は19日、愛知県蒲郡市民体育センターで2次ラウンドの5回戦8試合が行われ、Bリーグ3部(B3)に新規参入する長崎ヴェルカはB3八王子に109-81で快勝して、チーム初の公式戦を白星で飾った。
 ヴェルカは第1クオーターをフォワードのボンズの連続得点、野口、ギブスの外角シュートなどで30-14とリードして発進。53-39で迎えた第3クオーターはガード松本、狩俣の連続3点シュートで一気にペースをつかみ、86-56と試合の大勢を決めた。その後も菅澤、タリキら選手を入れ替えながら、持ち味の守備力を発揮。粘る八王子を退けた。
 ヴェルカの伊藤監督は「内容的にも満足できた。あすもいい準備をして、勝ちにこだわった試合をしたい」と次戦を見据えていた。
 他のB3勢はA千葉が岐阜を79-70、静岡はリンタツ(愛知)を75-63、埼玉は岡山を81-78で下した。岩手は鹿児島に87-66、豊田合成は金沢に110-77で快勝した。
 第3日の20日は6回戦4試合を実施。ヴェルカは埼玉と対戦する。

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