SDGs17の目標絵で 児童生徒の作品展示 日向

日向市の「マルイチ財光寺店」に展示された児童生徒の絵画

 日向市の小中学生が国連の持続可能な開発目標「SDGs」をテーマに描いた絵の展示が、同市財光寺のスーパー「マルイチ財光寺店」で開かれている。小学4年生から中学3年生までの作品計85点が並び、買い物客らがじっくりと鑑賞している。30日まで。
 幅広い世代でSDGsへの関心を高めようと、日向青年会議所(中窪康太理事長)が初めて企画した。子どもたちはSDGsに掲げられる17の目標から一つ選び、絵で表現。ビニール袋が首に引っ掛かったカメの絵で「海の豊かさを守ろう」と訴えたり、バランスの取れたてんびんで「ジェンダー平等」を表したりしている。
 同会議所の担当者は「子どもたちの柔軟な発想や表現力に驚かされた。SDGsを身近に感じ、具体的にイメージしてもらえたら」としている。市民賞を選ぶ市民投票を、26日午後5時まで実施している。

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