ロイヤルズ・ペレスが捕手新記録! “ベンチ超え”の46号

【ロイヤルズ7-2インディアンス】(ダブルヘッダー第1試合・7イニング制)@プログレッシブ・フィールド

ロイヤルズは2回表にハンター・ドージャーの14号2ランで先制すると、その後もアンドリュー・ベニンテンディに16号2ラン、サルバドール・ペレスに46号2ランが飛び出し、一発攻勢でインディアンスに7対2で快勝。ダブルヘッダーの第1試合を制した。ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは6安打2失点で完投し、5勝目(10敗)をマーク。インディアンスは先発のトリストン・マッケンジーは5回途中9安打7失点と打ち込まれ、7敗目(5勝)を喫した。

後半戦に本塁打の生産ペースを上げ、ジョニー・ベンチ(1970年/45本塁打)の捕手記録に並んでいたペレスがついに”ベンチ超え”を達成した。5回表の第3打席で左中間への46号2ラン。出場した試合の75%以上で捕手を務めた選手として初めてシーズン46本目の本塁打を放った。また、この一発で本塁打王争いトップのブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に並び、通算198本塁打はマイク・スウィーニーを抜いて球団史上単独2位に浮上している。

ペレスは「信じられないよ」とコメント。「神様に感謝している。シーズン30本塁打を達成したことがなかったから、30本塁打と100打点を目標にしていたんだ。夢が叶ったということになるね」と感激した様子で語った。今季は46本塁打、115打点を記録し、両部門でメジャートップ(本塁打はトップタイ)の数字をマーク。2019年にホルヘ・ソレアーが記録したシーズン48本塁打の球団記録の更新も現実味を帯びてきた。

© MLB Advanced Media, LP.