レアル・マドリード指揮官がイレブンに〝エムバペ禁句令〟

キリアン・エムバペ(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(62)が、今夏に加入の可能性があったフランス代表FWキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)の話題を禁止した。

スペインメディア「ディフェンサセントラル」によると、指揮官は数週間前に続いてイレブンに対してロッカールームでエムバペに関する会話をやめるように通達したという。エムバペを巡っては、Rマドリードが欧州の移籍期限ギリギリで移籍金2億ユーロ(260億円)でオファーを出したが、パリSGに拒否され今夏の加入は実現しなかった。

そんな経緯から選手の間でもエムバペの話題が飛び交っていた中、加入もしていない選手のことばかり気にして選手が集中力を乱してしまったら、監督としては、たまったものではない。パリSGとの契約が満了する来夏にフリーで移籍する可能性を指摘されているが、それまでは気にしてほしくないわけ。イレブンは指揮官の要求を受け入れたという。

ただ今後もさまざまな噂や報道が出てくる可能性は高く、アンチェロッティ監督の指令を守って無関心でいられるのだろうか。

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