エンゼルス完封負けで借金6 大谷翔平は4打数ノーヒット

【アストロズ10-0エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは先発のハイメ・バリアが10安打を浴びながらも6回途中まで2失点に抑えたが、試合終盤にリリーフ陣が大量失点。4番手アンドリュー・ウォンツと5番手ホゼ・マーテイが4点ずつを失い、最終的には0対10で大敗した。地区優勝へのマジックを6に減らしたアストロズは先発のフランバー・バルデスが7回6安打無失点の好投で11勝目(5敗)をマーク。力投を見せたバリアには4敗目(2勝)が記録された。

アストロズは初回にホゼ・シリの4号先頭打者アーチとカルロス・コレアのタイムリーで2点を先制。毎回のように走者を出しながらもなかなか追加点を奪えなかったが、エンゼルスがメジャー経験の少ない新人投手を投入した試合終盤に打線が爆発した。8回表にマーウィン・ゴンザレスのタイムリーとマーティン・マルドナードの11号3ランで4点を追加すると、9回表にもゴンザレスの5号グランドスラムで4得点。終わってみれば10対0の大勝となった。

エンゼルスの大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場したが、ファーストゴロ、ショートゴロ、空振り三振、センターフライで4打数ノーヒット。今季の打率は.255、OPSは.945となった。大谷は6月末から2ヶ月近くOPS1.000以上をキープしていたが、8月末に1.000を下回り、8月終了時点の.987から.945まで下落。ちなみに、OPSが.950を下回ったのは今季18号アーチを放つ前日の日本時間6月15日以来およそ3ヶ月ぶりである。

© MLB Advanced Media, LP.