巨人・山口俊投手(34)が21日の広島戦(マツダ)に先発し、6回途中2失点で降板した。
またもや白星をつかめなかった。5回まで無失点で抑えながら味方の援護も0点。丁寧に投げ続けてきたが、6回につかまった。内野安打と四球で一死一、二塁のピンチを招くと、4番の鈴木誠に高めのフォークを中前へ運ばれ、ついに均衡を破られた。さらに、なおも一、二塁では続く坂倉に高め直球を叩かれて右前へ。2点目を失い、81球を投じた山口は5安打、2奪三振、5四球の内容でマウンドを降りた。
山口が最後に勝利したのは7月7日の中日戦(東京ドーム)。中断期間を挟んだとはいえ、およそ2か月半も白星から遠ざかっている。それだけに76日ぶりの勝ち星でスッキリしたいところだったが…。一日も早くトンネルから抜け出したい。