党改革や信頼回復へ持論、河野氏、中堅若手と意見交換「全部に党議拘束は、やめた方がいい」

オンラインで配信された「党風一新の会」との意見交換会に参加する河野氏(左)=田畑裕明衆院議員のユーチューブチャンネルより

 自民党総裁選に立候補している河野太郎行政改革担当相(衆院神奈川15区)は21日、党内の中堅・若手議員の有志でつくる「党風一新の会」との意見交換会に参加し、党改革や政治の信頼回復などを巡って持論を展開した。

 党改革や国会改革の方向性について、河野氏は党内で賛否の分かれる選択的夫婦別姓などを例に「党議拘束を全部(の法案に)かけるのはやめた方がいい。国会でしっかり議論してもらえばいい」と述べ、見直しに前向きな姿勢を示した。

 政治への信頼が下がっている要因には国民への説明不足や身内に甘い体質を要因に挙げ、中堅・若手に対し「党内からもおかしいという声が出るんだと世の中に伝わることが大事だ」と活発な議論を求めた。

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