広島・九里が3回途中を6安打7失点と炎上 カモの巨人戦で今季最短KO

天を仰いだ九里(東スポWeb)

5回を投げ切れなかった。広島の九里亜蓮投手(30)が22日の巨人戦(マツダ)に先発するも今季最短の2回2/3で被安打6、7失点(自責点5)と炎上した。九里は前回登板の中日戦から2試合連続で5回を持たずに降板した。

立ち上がりでつまずいた。初回先頭の吉川尚の打球を二塁・菊池涼がはじいて「E」のランプが点滅。続く松原には内野安打された。坂本に送りバントを決められ一死二、三塁のピンチを招くと、岡本の適時打で2点の先制を許した。

さらに3回だ。一死で松原に四球。坂本の適時二塁打で3点目を失う。岡本の安打、亀井への四球で満塁とされると、中田に押し出し四球。丸の適時打と大城の犠飛で1点ずつ失い、戸郷の打球を三塁・林が悪送球し、この間に走者が返りもう1点を献上した。

打者一巡したところでたまらず佐々岡監督がベンチから飛び出し、2番手のコルニエルとの交代が告げられた。九里は試合前まで巨人戦は5試合に先発して4勝1敗、防御率1・43と好相性だった。

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