宿敵討ちに成功だ。巨人の松原聖弥外野手(26)が3日の阪神戦(甲子園)に「8馬・右翼」で先発出場し、5回に先制の2点適時三塁打を放った。
両チーム無得点で迎えた5回、一死一、三塁のチャンスで打席を迎えた松原は、ここまで好投を続けていた相手先発・西勇の投じた7球目、132キロのチェンジアップをうまく捉えると、打球はセンターのフェンスに直撃して長打コース。これが走者一掃の三塁打となり、大きな2点を奪い取った。
松原はここまで2試合連続で無安打が続いていた上、西勇には今季11打数2安打の打率1割8分2厘と苦手にしていたが、不安を帳消しにするハッスルプレーでチームに追い風を吹かせた。