欧州視察の日本代表・森保監督 東京五輪世代の田中碧と三笘薫に期待

田中碧(東スポWeb)

日本代表の森保一監督(53)は22日、視察で滞在中の欧州からオンラインで取材に応じ、今季から欧州でのキャリアをスタートさせた東京五輪世代選手に大きな期待を寄せた。

まずはドイツ2部デュッセルドルフに移籍したMF田中碧(23)。森保監督は「短期間でチームの中で存在感を放ち、技術的なところやハードワークする部分が認められてボールが集まってくる存在になっている」と高い評価を与えた。その上で「実力的には間違いない。将来、A代表に食い込んでもらわないといけない選手」と断言。10月のカタールW杯アジア最終予選(サウジアラビア&オーストラリア戦)で抜擢される可能性もありそうだ。

またベルギー1部サンジロワーズの三笘薫(24)については「自分の武器を世界の舞台で最大限発揮してほしい。そこはできている部分もあるので、誰もが認める武器でトライしながら、やはりトップトップでプレーしようとするには、攻撃も守備も求められる。自分に足りないところもレベルアップして自分の武器をさらに強固にしてほしい」と、さらなる成長を促した。

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