【新型コロナ】入院制限や不急の手術停止解除へ 神奈川県が近く通知

黒岩知事(中央)らが出席して新型コロナ対策を協議した県感染症対策協議会の会合=県庁

 神奈川県の新型コロナウイルス感染症対策について協議する県感染症対策協議会(会長・森雅亮東京医科歯科大学大学院教授)は22日、感染状況の改善を受け、病床逼迫(ひっぱく)に伴う入院制限などの緊急的な措置を解除する方針を決めた。県が近く、県内の医療機関に通知する。

 「第5波」で感染者数が急増した8月中旬以降、入院判断スコアが入院相当でも一部は入院できない「災害時対応」を適用していたが、この対応を解除する。

 また、県は8月6日付で医療機関に対し、延期が可能な入院・手術の一時停止(3カ月程度)を要請してきたが、解除するとともに停止していた入院・手術の再開を要請する。

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