【J1】川崎に痛恨逆転負けの鹿島「16年から12戦連続勝ちなし」の理由

鹿島DF安西幸輝(東スポWeb)

J1鹿島は22日、ホームで首位の川崎に1―2で逆転負けを喫した。後半16分にMFファンアラーノのヘディング弾で先制したものの、1―1と同点にされた後半アディショナルタイムの94分にミドル弾を許し、悔しい敗戦となった。

これで直近5試合の公式戦で1勝4敗。相馬直樹監督は「力あるチームに怖がらず、自分たちから仕掛ける姿勢を出してくれた選手には感謝したい。これを勝ちに変えてあげられなかったのは僕の力不足」と語っていたが、特に対川崎戦では2016年から12試合連続の白星なしと苦手意識が生まれつつある。

鹿島の先制点をアシストしたDF安西幸輝(26)は、長い間、川崎に勝てない理由を問われると「比較されるのは悔しいですけど(川崎は)90分を通して全力で戦える。焦らずにゲームを動かせているし、僕らもできるけど、90分持つかどうか。その差かなと思います」と冷静に分析していた。

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