レイズ快勝 リーグ一番乗り&3年連続のPS進出が決定

【ブルージェイズ1-7レイズ】@トロピカーナ・フィールド

ポストシーズン進出へのマジックナンバーを2としていたレイズは、ブルージェイズに7対1で快勝。この結果、ア・リーグ一番乗り&3年連続のポストシーズン進出が決定した。2番手として登板し、4回表の1イニングを三者凡退に抑えたJT・シャギワが今季6勝目(1敗)をマーク。ブルージェイズは2番手ロス・ストリップリングが1回1/3を投げて5安打5失点と打ち込まれ、今季7敗目(5勝)を喫した。

レイズは3回裏に打線がつながり、無死満塁からヤンディ・ディアスの犠飛とオースティン・メドウズの26号3ランで4点を先制。さらに二死2・3塁のチャンスを作り、テイラー・ウォールズのタイムリーで2点を追加した。4回裏にはディアスのタイムリーで7点目を奪い、ブルージェイズの反撃をテオスカー・ヘルナンデスの犠飛による1点のみに抑えて7対1で快勝。2019年から3年連続となるポストシーズン進出を決めた。

昨オフにブレイク・スネルをパドレスへ放出し、シーズン途中にエースのタイラー・グラスノウが故障したため、現時点で規定投球回に到達している投手はゼロ。クローザーのディエゴ・カスティーヨもシーズン途中にマリナーズへ放出した。しかし、穴だらけの先発陣には次々に若手投手が台頭し、救援陣は13人がセーブを記録するというメジャー新記録を樹立。この投手陣をスター不在ながら高い得点能力を誇る打線がしっかり援護し、3年連続でポストシーズンに駒を進めた。

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