カージナルスが20年ぶりの11連勝 マイコラス2勝目

【カージナルス10-2ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド

カージナルスは序盤からブリュワーズ先発のブレット・アンダーソンに猛攻を浴びせ、2回までに6点を先行。その後も着実に加点し、10対2で大勝して2001年8月以来20年ぶりの11連勝を達成した。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスは7回91球を投げて被安打4、奪三振3、与四球0、失点2という安定したピッチングで今季2勝目(2敗)をマーク。アンダーソンは2回途中6安打6失点でノックアウトされ、今季9敗目(4勝)を喫した。

大型連勝でワイルドカード獲得を確実なものとしつつあるカージナルスの勢いが止まらない。初回にタイラー・オニールの29号2ランで先制すると、2回表には一死2・3塁のチャンスでトミー・エドマンが右中間への「2ラン犠牲フライ」を放ち、早々に4点をリード。さらにポール・ゴールドシュミット、オニール、ノーラン・アレナードに3連続二塁打が飛び出し、2点を追加した。その後もハリソン・ベイダーのタイムリー二塁打やゴールドシュミットの27号2ランで追加点を奪い、10対2で大勝。試合を諦めたブリュワーズは9回表のマウンドに内野手のジェイス・ピーターソンを送った。

カージナルスは今季82勝目をマークし、2008年から14年連続となるレギュラーシーズン勝ち越しが決定。継続中の記録としてはナ・リーグ最長であり、これを上回るのはヤンキース(29年連続)だけである。打撃、走塁、守備、投球とすべてが上手く噛み合っている現在のカージナルス。明日は4連戦のスイープをかけて40歳のエース、アダム・ウェインライトが先発する。

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