全国的に気温高い 東・西日本は秋晴れ多く 気象庁1か月予報

1か月予報(平均気温)

 気象庁は23日(木)、向こう1か月(9/25~10/24)の天候の見通しを発表した。

 暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高く、期間の前半にはかなり高くなる所もある見込み。また、東・西日本は高気圧に覆われやすく、向こう1か月の日照時間は平年並みか多く、降水量は平年並みか少ない見込み。

1か月予報(日照時間)

1週目(9/25~10/1)

 暖かい空気に覆われ、全国的に気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。東・西日本、沖縄・奄美は高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多い見込み。

1か月予報(降水量)

2週目(10/2~10/8)

 1週目と同様、全国的に平年より気温が高く、東・西日本、沖縄・奄美は平年に比べて晴れの日が多い見込み。

3~4週目(10/9~10/22)

 東・西日本、沖縄・奄美の気温は、高温傾向が予想される。沖縄・奄美は、湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ない見込み。

広範囲に早期天候情報

23日(木)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 北海道の気温は27日(月)ごろまでオホーツク海側を中心に平年より低い日もあるが、28日(火)ごろから暖気が流れ込む影響で、平年よりかなり高くなる可能性がある。東北の気温は向こう5日間程度ほぼ平年並みの予想だが、その後は暖かい空気に覆われ高くなる見込み。北陸、近畿の日本海側、中国地方、それに沖縄では、今後2週間は暖かい空気に覆われて、平年より気温が高くなる見通し。

 特に、29日(水)ごろからの5日間程度は、北日本や北陸、近畿の日本海側、中国地方で、10月1日(金)ごろからの5日間ほどは沖縄で、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は、これらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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