DeNA・石田が2年ぶり先発も4回5安打3失点で白星ならず「少し緊張はありました」

DeNA・石田

一発に泣いた。DeNA・石田健大投手が23日、ヤクルト戦(横浜)で約2年ぶりに先発したものの4回を84球、5安打3失点で降板。2019年9月16日の中日戦以来となる先発マウンドで白星を手にすることができなかった。

初回は三者凡退で抑える上々のスタート。2回に二死一、二塁のピンチを招いたが、先制点は許さなかった。しかし4回に再び二死一、二塁とされると、2回にも安打を許した西浦に2ボールから痛恨の3ランを被弾。4回を投げ終えたところで交代となった。

今季はリリーフとして32試合に登板し、1勝1敗2ホールド、防御率5・61。前半戦終了後から先発へ再配置転換されることになり、ファームで調整を重ねてきた。

降板後は「久しぶりの先発ということで少し緊張はありましたが、きれいなマインドに立てる機会を与えていただいたことに感謝の気持ちを持ちながら投球しました。相手投手の状態が良かったので、自分もそのリズムに乗っていこうと心掛けましたが、4回はテンポが悪くなってしまいました。攻撃に良いリズムを作ることができなかったことは反省点です」とコメント。

2019年8月17日の広島戦以来となる768日ぶりの先発勝利は果たせなかった。

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