長崎ヴェルカ、3次R進出 全日本バスケ男子 B3豊田合成に99―73

【7回戦、長崎ヴェルカ―豊田合成】第3クオーター4分、長崎ヴェルカのフォワード・カーターが3点シュートを決めて60点目=豊田合成記念体育館((c)タイムズメディア)

 バスケットボール男子の第97回天皇杯全日本選手権(日本バスケットボール協会主催、共同通信社共催)は23日、愛知県稲沢市の豊田合成記念体育館で2次ラウンドの7回戦1試合が行われ、Bリーグ3部(B3)に新規参入する長崎ヴェルカはB3豊田合成に99-73で快勝して、3次ラウンド進出を決めた。
 ヴェルカは序盤からガード狩俣の3点シュート、フォワードのボンズの個人技などで得点を重ねて、第1クオーターを25-20と好発進。第2クオーターも3分からセンターのカーターの連続得点やアシストで主導権を握り、47-32として折り返した。後半はガード松本らの堅守速攻でさらに攻勢を強め、第3クオーター終了時点で81-54。その後もフォワード榎田ら選手を入れ替えながら試合を進め、粘る相手を振り切った。
 もう1試合のA千葉-静岡は中止。20日の6回戦でA千葉が対戦したJR東日本(秋田)の選手1人に、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が確認されたため。延期などを含めて今後の対応を協議している。
 B1、2勢が参戦してくる3次ラウンドは10月30日~11月1日、北海道、東京、大阪など4会場で開催予定。ヴェルカは佐賀県唐津市文化体育館でB1渋谷と対戦する。

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